第35回AMG内視鏡外科フォーラム レポート

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「現実的近未来の外科手術」

2018年10月27日(土)
新宿エルタワー 30階サンスカイルームB2室

未来は自分で創る

特別講演講師 アミール ゾルド先生

特別講演講師 アミール ゾルド先生

基調講演講師 和田則仁先生

基調講演講師 和田則仁先生

基調講演講師 中島清一先生

基調講演講師 中島清一先生

しかし、すごい講師が集まってくださったものだ。イスラエルのアミール ゾルド先生、大阪大学の中島清一先生、慶応大学の和田則仁先生。世界をリードする医工連携の名手たち。これまでにも数々の手術器具を開発し、そして今もなお興味深いプロジェクトを推し進めていらっしゃる先生方だ。さらにこの3人の先生は哲学と美学も素晴らしいものをお持ちだ。 和田先生にはFESSプロジェクトを中心に語っていただいた。flexible内視鏡の進化版ロボティクスをとことん追求し、完成はもうそこまで来ている様子がうかがえた。病気の早期発見により将来の手術室では管腔臓器内ロボット手術の役割が非常に高まると予測する。そこにいち早く参入するプロジェクトだ。もちろんNOTESや単孔式にも抜群の威力を発揮するだろう。わくわくするご発表だった。

中島先生は、複数の大きな開発プロジェクトを指揮しておられるが、ENGINはその中でも最も注力されているものだ。先生がすでに15年前に予想された近未来の手術室の様子を再現する動画は圧巻だった。かなり具体的で詳細な予想だったが、すごいのはその的中率。ことごとく実現化されている。ドローンを駆使した手術室の様子などは、これから創り上げる未来像にもなる斬新なものだ。ロマン満載の夢のある、それでいて現実的な個々の開発アイテムが私たちの心を刺激しつづけるご発表だった。

ゾルド先生は、いきなり外科は滅びるというお話から始まり、みんな度肝を抜かれた。手術は「現在の形としては」今後激減の一途をたどるというシナリオの理由を詳細に語ってくださった。姿かたちを変えてしまう近未来のintervention予想動画を見せていただいたとき、そのリアルさにみな静まり返ってしまった。近未来どころではなく、すでに始まっている。カテーテル治療、TAVIなどのようなアクセスルートの激変。そしてそこにはAIがほとんどの判断を行ってしまうシーンがあった。さらにある程度の動きのある操作さえもAIが取って代わってしまう。衝撃的なトークの連続と見たことのない動画に、みな興奮し、冷静さを欠いてしまうくらいだった。 最後に3人の講師の方々と座談会を開いたが、みなさんの未来を創る意欲、イマジネーションの根源が全く同じところにあることを知り、感銘を受けた。Think different.心を自由に解き放ち、既成概念を捨てた所から、本当の夢が始まることを知った。未来は自分で作るものだということを教えられた。

代表世話人・当番世話人
金平永二(メディカルトピア草加病院)

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第35回AMG内視鏡外科フォーラムを開催するにあたり、多くの方々から協力をいただきました。

また、AMG関連病院に施設会員になっていただき、年会費を納めていただきました。
ご理解とご協力ありがとうございました。

心より感謝申し上げます。

【顧問】

  • 坂本 嗣郎(彩の国東大宮メディカルセンター)

【代表世話人】

  • 金平 永二(メディカルトピア草加病院)

【世話人】

  • 朝蔭 直樹(津田沼中央総合病院)
  • 石井 正紀(笛吹中央病院)
  • 井原 厚(浅草病院)
  • 梅本 淳(白岡中央総合病院)
  • 榎本 雅之(桜ヶ丘中央病院)
  • 河村 裕(津田沼中央総合病院)
  • 小島 成浩(彩の国東大宮メディカルセンター)
  • 小室 広昭(上尾中央総合病院)
  • 諏訪 達志(柏厚生総合病院)
  • 田中 求(上尾中央総合病院)
  • 谷田 孝(メディカルトピア草加病院)
  • 筒井 敦子(上尾中央総合病院)
  • 長澤 重直(吉川中央総合病院)
  • 西山 徹(笛吹中央病院)
  • 峯田 章(千葉愛友会記念病院)
  • 本多 正幸(彩の国東大宮メディカルセンター)
  • 若林 剛(上尾中央総合病院)

【運営委員】

  • 金平 文(メディカルトピア草加病院)
  • 佐々木 純一(津田沼中央総合病院)
  • 杉木 孝章(吉川中央総合病院)

(以上敬称略、50音順)

お問い合わせ: アミーサ事務局  中島里史 amesa@amg.or.jp

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