第1回AMG内視鏡外科フォーラムは暑い中さらに熱く盛り上がりました!
『 AMGを内視鏡外科で横につなぐ 』
大勢の参加者にびっくり! 開会のあいさつ
2009年5月23日はとても暑い日でした。土曜日の午後、大宮ソニックシティーはAMG内視鏡外科アカデミー(アミーサ)が主催する、第1回AMG内視鏡外科フォーラム に参加した方々でさらにホットになりました(汗、汗、汗)。上尾中央医科グループ関連病院での内視鏡外科手術レベルアップを目的にこの会を開催しましたが、上尾中央医科グループ以外の方々も大勢参加されました。30人ほどの内輪の勉強会をイメージしていましたが、結局会場は100人を超えるひとで埋め尽くされました。狭くてすみませんでした。関東以外にも北海道や愛知県からも参加がありびっくり! また職種もドクターだけでなく、ナース、CE(臨床工学技士)、獣医師、検査技師の方々を交え、改めてみなさんが内視鏡外科をチーム医療としてとらえていることがクローズアップされました。
今回のテーマは「ラパコレから一歩踏み出すために」。 AMGグループ病院で積極的にラパロを行っている方々のビデオを供覧しました。梅本先生の総胆管結石手術。坂本先生のヘルニア手術(TEP)。須藤先生の結腸右半切除。金平の直腸前方切除。諏訪先生の幽門側胃切除。質疑応答も白熱して時間オーバーしてしまいました。
このフォーラムはナースやCEさんといったコメディカルの方々の参加がとても多く、質疑応答も実践に即した具体的なものが多かったのが印象的です。右の写真は東大宮総合病院の手術室ナース、一番右は北海道から参加した臨床工学技士の質疑応答。先端機器が多い内視鏡外科手術において、OPE室でのCEの役割を拡大できるか!熱い討論が続く。
先進的内視鏡外科手術を安全に導入し、高レベルで維持するのは、外科医の努力だけでは不可能だ。ナースやCEの努力が欠かせないばかりでなく、チームが一体となって情報を共有し、阿吽の呼吸で手術が行えるようなシステムを構築していかねばならない。そのためにはどういう取り組みが必要か。モチベーションを高めるには何が必要か。このような内容について東邦大学医療センター佐倉病院の木下敬弘先生に特別講演をしていただいた。先生の講演にインスパイアされた参加者は、ナースやCEを交えた手術フローの定型化、チーム参加型のトレーニングの必要性などについて、最後まで熱く語り合った。すばらしい講演を準備してくださった木下先生(写真左)に深謝します。
会が終了して、特別講演講師の木下先生を囲んで。
第2回は、2009年秋に当番世話人の梅本先生(東大宮総合病院)の企画で開催予定です。
毎年の春と秋のフォーラムだけでなく、それぞれの専門に限定した小規模な勉強会も予定します。たとえば、OPEナースとCEだけの勉強会、ドクターの中でも、手術の種類を限定したビデオ勉強会(LADGのみの勉強会、LARのみの勉強会という具合に)を企画します。そのつどアミーサホームページ、またはエルクでご案内を差し上げますので、ときどきチェックしてみてください。また施設会員の皆様から「こんな勉強会を企画してほしい」というご意見がありましたらどうぞ遠慮なく連絡してください。
第1回AMG内視鏡外科フォーラムを開催するにあたり、多くの方々から心温まるご協力をいただきました。
AMG各病院から、施設会員になっていただき年会費を納めていただきました。ご理解とご協力ありがとうございました。7社の企業から器械展示を行っていただきました。新しい情報や器械の安全な取り扱いい方説明を丁寧に行っていただきありがとございました。
アミーサ事務局担当の落合堂さんに大変お世話になりました。ありがとうございました。上尾中央総合病院総務の玉木さん、中山さん、斉藤さん、お手伝いありがとうございました。上尾中央総合病院徳永院長代理に、企画の段階から相談にのっていただきました。感謝します。
この会の方向性について相談に乗っていただきました、坂本嗣郎先生をはじめとする世話人の先生方、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
【代表世話人】
金平永二 上尾中央総合病院【世話人】
朝蔭 直樹 柏厚生総合病院梅本 淳 東大宮総合病院
坂本嗣郎 東大宮総合病院
須藤泰裕 東大宮総合病院
諏訪達志 柏厚生総合病院
長澤重直 吉川中央総合病院
西山 徹 笛吹中央病院
(以上敬称略、50音順)
- 素晴らしい器械展示をいただいた7社の企業の方々に深謝します。
コベディエン、MCメディカル、ジョンソンエンドジョンソン、
オリンパス プロシード、エスクラップ、アムコ (敬称略)