第23回AMG内視鏡外科フォーラム レポート

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『美しいラパコロンには理由(わけ)がある』

2015年1月17日(土)
大宮ソニックシティ9階 906号室

第23回AMG内視鏡外科フォーラム

第23回AMG内視鏡外科フォーラムを終えて

北城秀司先生

北城秀司先生

竹政伊知朗先生

竹政伊知朗先生

平能康充先生

平能康充先生

美しさを求めたいなら、一切妥協しないこと。3人の若き匠たちから、今回私が学んだことだ。
北城秀司先生、マジシャンのようなオペ。重力とナチュラルトラクションをここまで自在に制御できる外科医はいるだろうか。クリスチャーノ ヒュッシャーの血統を受け継ぐその技術は、独特とも言える。しかし再現性を伴い、技術認定医も輩出した安定性は本物の美しさだ。しかも速い。絶句するほどのスピードはソロサージェリーの真骨頂か。会場からはうなり声が止まらなかった。
竹政伊知朗先生、トラクションの鬼才。絶対的なトラクション クリエイターだ。納得がいく展開、つまり一目瞭然のレコグニションと、納得のいくテンションがターゲットにかかるまでは、一切手を出さない。常にその哲学を崩さずに生きてきた男の言葉がすごい。「僕は見るだけで、どこを把持すれば最高の展開がクリエートできるかわかるようになりました。」飽くなきチャレンジを続ける彼は、カバリングイレオストミーの驚くべき新法や、有茎シグマを使った臓器欠損の治療など、度肝を抜くトピックも披露してくれた。天才が放つ言語化された技術論に、参加者は魅了された。
平能康充先生、不屈の魂が織りなすアイデアマン。ローボリュームで悶々と過ごした12年。外科医として否定された日の悔しさ。ビッグになりたいハングリー精神を燃やし続けた日々が報われ始めたのは、単孔式ラパコロンへの挑戦があったからこそ。魂とアイデアがあれば、短期間の間に世界的な仕事ができるという夢を具現した男だ。自らが歩んだ道を語りながら、技術変遷をわかりやすく披露。胸が熱くなるのを禁じ得なかったのは、私だけじゃなかったはずだ。
第23回アミーサフォーラムを終えて会場を後にする外科医たちの目は皆輝いて見えた。

当番世話人 金平永二(メディカルトピア草加病院)

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第23回AMG内視鏡外科フォーラムを開催するにあたり、多くの方々から協力をいただきました。

また、AMG関連病院に施設会員になっていただき、年会費を納めていただきました。
ご理解とご協力ありがとうございました。

心より感謝申し上げます。

【代表世話人】

  • 金平 永二(メディカルトピア草加病院)

【世話人】

  • 朝蔭 直樹(津田沼中央総合病院)
  • 石井 正紀(笛吹中央病院)
  • 井原 厚(浅草病院)
  • 梅本 淳(東大宮総合病院)
  • 榎本 雅之(桜ヶ丘中央病院)
  • 河村 裕(津田沼中央総合病院)
  • 坂本 嗣郎(東大宮総合病院)
  • 諏訪 達志(柏厚生総合病院 )
  • 長澤 重直(吉川中央総合病院)
  • 西山 徹(笛吹中央病院)
  • 峯田 章(上尾中央総合病院)

【運営委員】

  • 猪瀬 悟史(柏厚生総合病院)
  • 大橋直樹(浅草病院)
  • 亀井 文(メディカルトピア草加病院)
  • 杉木孝章(吉川中央総合病院)
  • 谷田 孝(メディカルトピア草加病院)
  • 戸張 正一(津田沼中央総合病院)

(以上敬称略、50音順)

お問い合わせ: アミーサ事務局  中島里史 amesa@amg.or.jp

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