第31回AMG内視鏡外科フォーラム レポート
上手くて優しくて強い外科医になるための美学
特別講演講師 瀧口 修司 先生
修ちゃん、ありがとう!どこまでも熱く語ってもらいました。アミーサならではの、ほかの講演では決して聞くことができないぶっちゃけ話。修ちゃん(瀧口修司教授のことを金平は20年前から修ちゃんと呼んでいる(笑))がガチで体当たりしてくれた講演でした。
「ぶっちゃけどうやってLAGを教えてるの?」というタイトルでしたが、前半はマーゲンに限らずすべての術式に通用する外科の美学・哲学を熱く語ってもらいました。後半は術中音声を録音したままのvideoを流しながらライブ手術の雰囲気でお話を聞くことができました。若林世話人から「素晴らしい。手術五輪書に書きたくなる外科の基本理念満載です。」と評されたことでも、今回の講演の格調の高さが計り知れる。私も感動した。瀧口修司の外科医としても生き様を腹の底から吐き出してもらったような気がした。言語化の話や、手術手技をもっとエレメント化して最大公約数的な部分をちゃんと科学しなければならないという話も感動したが、最も心に残ったのは、手術を美学として捉え、同じ結果だとしても解剖学的、発生学的、腫瘍学的に一点のよどみもない美しい手技を目指すという、妥協のなさだ。自分自身、この話で姿勢を正すことができた。会場からも割れんばかりの拍手だった。修ちゃん、本当にありがとう!また来てくださいね。
第1部では若林世話人司会による、芝﨑先生、本多先生、亀井先生のビデオパネルだった。
テーマは胃全摘後の再建。オーバーラップ、サーキュラーの手技を深く掘り下げじっくり語り合った。成功させるコツの数々を惜しげもなく披露してもらい、それぞれの長所短所、ピットフォール、リカバー法を皆で活発に話し合えたことは大きな収穫だった。若林先生、ありがとうございました。演者の先生方もありがとうございました。会場にお集まりいただいたすべての先生方、ご参加ありがとうございました。丁寧にサポートしてくださったジョンソン・エンド・ジョンソン社の方々ありがとうございました。縁の下の力持ちとして会を成功させてくださった上尾中央医科グループ協議会の皆様、ありがとうございました。
代表世話人・当番世話人
金平永二(メディカルトピア草加病院)
第31回AMG内視鏡外科フォーラムを開催するにあたり、多くの方々から協力をいただきました。
また、AMG関連病院に施設会員になっていただき、年会費を納めていただきました。
ご理解とご協力ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
【顧問】
- 坂本 嗣郎(彩の国東大宮メディカルセンター)
【代表世話人】
- 金平 永二(メディカルトピア草加病院)
【世話人】
- 朝蔭 直樹(津田沼中央総合病院)
- 石井 正紀(笛吹中央病院)
- 井原 厚(浅草病院)
- 梅本 淳(東大宮総合病院)
- 榎本 雅之(桜ヶ丘中央病院)
- 小野里 航(上尾中央総合病院)
- 河村 裕(津田沼中央総合病院)
- 小室 広昭(上尾中央総合病院)
- 諏訪 達志(柏厚生総合病院 )
- 谷田 孝(メディカルトピア草加病院)
- 長澤 重直(吉川中央総合病院)
- 西山 徹(笛吹中央病院)
- 峯田 章(上尾中央総合病院)
- 若林 剛(上尾中央総合病院)
【運営委員】
- 亀井 文(メディカルトピア草加病院)
- 小島 成浩(彩の国東大宮メディカルセンター)
- 佐々木 純一(津田沼中央総合病院)
- 杉木孝章(吉川中央総合病院)
- 本多 正幸(彩の国東大宮メディカルセンター)
(以上敬称略、50音順)
お問い合わせ: アミーサ事務局 中島里史 amesa@amg.or.jp