第30回AMG内視鏡外科フォーラム レポート
第30回AMG内視鏡外科フォーラムを担当して
特別講演講師 中村 隆俊 先生
内視鏡外科学会から2016年度の技術認定審査の結果が発表されました。全体の合格率は28%で、大腸領域の合格率は26%であり依然として狭き門となっておりました。また、申請者数をみますと総計730人で年々増加しており、特に大腸領域は325人と最も申請者が多い領域となっておりました。言い換えると技術認定を取りたくても取れない先生が最も多い領域が大腸領域ということになります。
そこで、今回のテーマを「取りたい人にも、取らせたい人にも役に立つ!ラパコロンでの技術認定取得のコツ」として、ラパコロンでの技術認定取得にスポットを当てました。 具体的には前半ビデオクリニックとして上尾中央総合病院外科の穂坂美樹先生、彩の国東大宮メディカルセンター外科の小島成浩先生、吉川中央病院外科の長澤重直先生の3名の先生にご発表していただきました。ディスカッションには特別講演講師の中村先生にも加わっていただき、代表世話人の金平先生や会場の先生方から貴重なご意見や具体的なご指導をいただき、「取りたい人にも、取らせたい人にも役に立つ!」ビデオクリニックになりました。
そして後半は北里大学医学部の中村隆俊先生から「腹腔鏡下S状結腸手術の定型化」についてご講演をいただきました。
中村先生は1997年に上尾中央総合病院にも勤務されており、現在は技術認定医を多数輩出されている北里大学で実務を一手に引き受けられてご活躍中の先生で、当日は技術認定医を多数指導された指導者として、また、技術認定の審査委員としてのお立場からラパコロンでの技術認定取得へのコツや疑問解決の答えを沢山いただきました。
まさに「出し惜しみなしラパコロン明快」といったご講演であったと感動いたしました。
今回ご出席いただきました皆様の診療に役立つフォーラムが開催できたことに感謝いたします。
中村先生、金平先生、本当にありがとうございました。発表してくださった穂坂先生、小島先生、長澤先生、司会の栗田先生、ありがとうございました。
最後になりますが、協賛頂きましたジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社の皆様、上尾中央医科グループ協議会行事部の皆様に心から感謝いたします。
当番世話人
小野里 航(上尾中央総合病院外科)
第30回AMG内視鏡外科フォーラムを開催するにあたり、多くの方々から協力をいただきました。
また、AMG関連病院に施設会員になっていただき、年会費を納めていただきました。
ご理解とご協力ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
【顧問】
- 坂本 嗣郎(彩の国東大宮メディカルセンター)
【代表世話人】
- 金平 永二(メディカルトピア草加病院)
【世話人】
- 朝蔭 直樹(津田沼中央総合病院)
- 石井 正紀(笛吹中央病院)
- 井原 厚(浅草病院)
- 梅本 淳(東大宮総合病院)
- 榎本 雅之(桜ヶ丘中央病院)
- 小野里 航(上尾中央総合病院)
- 河村 裕(津田沼中央総合病院)
- 小室 広昭(上尾中央総合病院)
- 諏訪 達志(柏厚生総合病院 )
- 谷田 孝(メディカルトピア草加病院)
- 長澤 重直(吉川中央総合病院)
- 西山 徹(笛吹中央病院)
- 峯田 章(上尾中央総合病院)
- 若林 剛(上尾中央総合病院)
【運営委員】
- 亀井 文(メディカルトピア草加病院)
- 小島 成浩(彩の国東大宮メディカルセンター)
- 佐々木 純一(津田沼中央総合病院)
- 杉木孝章(吉川中央総合病院)
- 本多 正幸(彩の国東大宮メディカルセンター)
(以上敬称略、50音順)
お問い合わせ: アミーサ事務局 中島里史 amesa@amg.or.jp