第24回AMG内視鏡外科フォーラム レポート
第24回AMG内視鏡外科フォーラムを担当して
特別講演講師 日本医科大学 中村慶春先生
5月としては暑いくらいの晴天の中、第24回となるAMESAフォーラムを開催しました。
過去を振り返ると、胃・大腸・ヘルニアがメインテーマとなることが多いことから、たまには肝胆膵領域での話題も新鮮かなと考え、今となっては誰もが行っているラパコレの再考と、これからの手術としてラパ膵切除を取り上げました。
第一部では、『技術認定医に合格するためのラパコレとは?』と題しまして、過去の合格者のビデオ2本とこれから合格を目指す演者のビデオ2本供覧しました。四谷メディカルキューブの梅澤昭子先生と日本医科大学の中村慶春先生をコメンテーターとして御参加いただき、合格のためのポイントについて活発な議論がなされました。会場からも鋭い質問が相次ぎ、演者がコメントする時間もないような状態で時が過ぎて行きました。
第二部では、腹腔鏡下膵切除術のリーダー的存在である日本医科大学の中村慶春先生に『腹腔鏡下膵切除術の標準化に向けた取り組み』と題しまして、お話をいただきました。膵切除を安全に行うための術式や、膵癌に対する鏡視下手術の治療成績まで細やかにお話しいただき、これから膵切除を考えている我々にとって大きな励みとなりました。
少人数ならではのリラックスしたムードの中で本音の意見が飛び交い、とても有意義な会であったと思っております。
最後になりましたが、御支援を賜りました世話人・運営委員の先生方、共催のジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社、プログラム作成から当日の会場の整備まで、御支援くださったAMG協議会行事部の皆様に心より感謝申し上げます。
当番世話人 峯田 章(上尾中央総合病院)
第24回AMG内視鏡外科フォーラムを開催するにあたり、多くの方々から協力をいただきました。
また、AMG関連病院に施設会員になっていただき、年会費を納めていただきました。
ご理解とご協力ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
【代表世話人】
- 金平 永二(メディカルトピア草加病院)
【世話人】
- 朝蔭 直樹(津田沼中央総合病院)
- 石井 正紀(笛吹中央病院)
- 井原 厚(浅草病院)
- 梅本 淳(東大宮総合病院)
- 榎本 雅之(桜ヶ丘中央病院)
- 河村 裕(津田沼中央総合病院)
- 小室 広昭(上尾中央総合病院)
- 坂本 嗣郎(東大宮総合病院)
- 諏訪 達志(柏厚生総合病院 )
- 長澤 重直(吉川中央総合病院)
- 西山 徹(笛吹中央病院)
- 峯田 章(上尾中央総合病院)
- 若林 剛(上尾中央総合病院)
【運営委員】
- 猪瀬 悟史(柏厚生総合病院)
- 大橋直樹(浅草病院)
- 亀井 文(メディカルトピア草加病院)
- 杉木孝章(吉川中央総合病院)
- 谷田 孝(メディカルトピア草加病院)
- 戸張 正一(津田沼中央総合病院)
(以上敬称略、50音順)
お問い合わせ: アミーサ事務局 中島里史 amesa@amg.or.jp