第5回AMG内視鏡外科フォーラム レポート
第5回アミーサ・フォーラムは 「"こだわり"と"未来の"内視鏡手術」
開会の辞 を述べる諏訪達志当番世話人
2010年6月5日、嵐の後のさわやかな天気のもと,第5回アミーサ・フォーラムが開催された。当番幹事は、柏厚生総合病院の諏訪達志院長。AMGを横につなぐこのフォーラムを皆さんの手で盛り上げていきましょうと開会の挨拶をされた。
第1部は一般演題。こだわりの手術6題がビデオをたっぷり交えて発表された。胃全摘後の手縫いを交えた再建方法や、トレンドの単孔式内視鏡手術、難易度の高い右半D3を徹底的に行う方法、超低位前方切除の視野展開のコツなど、有意義な発表であった。
第2部の特別講演は、藤田保健衛生大学の石田善敬講師により、手術支援ロボット、ダ・ビンチのすべてが語られた。 (下欄に続く)*
*(上欄より) 石田講師は、70例あまりのダビンチ手術を経験し、日本の消化器外科の中ではダントツ。「え~」とうなってしまうようなエピソードを交えながら知られざるダ・ビンチの表も裏も語ってくださった。参加者はみんなダビンチの隅ずみまで知り尽くし、近未来手術に向かうトレンドに追随できたことを実感した。(写真左は、熱く面白くダビンチを語る石田講師)
アミーサでは毎年の春と秋のフォーラムだけでなく、それぞれの専門に限定した小規模な勉強会も予定します。たとえば、OPEナースとCEだけの勉強会、ドクターの中でも、手術の種類を限定したビデオ勉強会(LADGのみの勉強会、LARのみの勉強会という具合に)を企画します。そのつどアミーサホームページ、またはエルクでご案内を差し上げますので、ときどきチェックしてみてください。また施設会員の皆様から「こんな勉強会を企画してほしい」というご意見がありましたらどうぞ遠慮なく連絡してください。
次回のフォーラムは、2013年春の総会です。当番世話人の榎本雅之先生が、ラパロ大腸のビッグネームお二方による特別講演を企画しています。5月19日土曜日15時から新宿で開催します。詳細は近日中にアミーサホームページまたはELKホームページ( http://www002.upp.so-net.ne.jp/ELK )にてご案内いたします。
次回は2010年8月21日大宮ソニックシティーで「減量外科治療をきわめる」の予定です!
第5回AMG内視鏡外科フォーラムを開催するにあたり、多くの方々から協力をいただきました。
AMG関連病院に施設会員になっていただき 、年会費を納めていただきました。ご理解とご協力ありがとうございました。 裏方で一生懸命お手伝いくださいましたアミーサ事務局の中島里史氏、森 雄一氏、中村雅英氏、並木和也氏に心から感謝しています。ありがとうございました。
ジョンソンエンドジョンソン社と株式会社アダチの両社から心温まるご支援をいただきました。
心から感謝申し上げます。
【代表世話人】
- 金平 永二( 上尾中央総合病院)
【世話人】
- 朝蔭 直樹(柏厚生総合病院)
- 石井 正紀(笛吹中央病院)
- 梅本 淳(東大宮総合病院)
- 坂本 嗣郎(東大宮総合病院)
- 須藤 泰裕(東大宮総合病院)
- 諏訪 達志(柏厚生総合病院 )
- 長澤 重直(吉川中央総合病院)
- 西山 徹(笛吹中央病院)
(以上敬称略、50音順)
当番世話人 金平永二 メディカルトピア草加病院
お問い合わせ: アミーサ事務局 中島里史 amesa@amg.or.jp