第10回AMG内視鏡外科フォーラム特別講演 レポート
第10回アミーサフォーラム で大宮は笑いと涙で感動の渦に
分倉千鶴子先生・鳥取大学 松田 年先生・日本大学
明日からの実践、そして看護哲学、人生哲学
こんなに心の中のもやもやを整理してくれるひとはほかにいるだろうか。松田 年先生は、毎日の実践の中で、気になってはいるがずっと放っておいたさまざまな疑問を、一気に解決してくれた。セットアップ、準備の大切さ、立ち位置の問題、器具の細部にわたる問題、渡し方、受け取り方、コードの絡み、松田先生のリアルで実践的なトークに、会場はまるで手術中のような錯覚に陥ってしまった。明日からすぐに使える知識満載でした。分倉千鶴子先生はいきなりエラとアゴで笑いをつかみ、 オペ室ナースが嫌で嫌でたまらなかった時代を激白。なぜ好きになったか、その理由はあるひととの出会いにあった。それから手術室看護の道を爆走する。正確な知識と経験に基づいた理論。その理論をつなげ実践する哲学。あますことなく披露された「分倉語録」。ひとを思う「愛」の気持ちに触れ、涙を流す参加者も。こんな上司のもとで働きたいという声があちこちから聞こえた。この会に参加して本当によかった。すべての参加者がそう感じて会場を後にしたに違いない。
パネルディスカッションという名の、本音座談会。それぞれのオペ室での独特の流儀にはみな興味津々。情報交換を活発化することで、自分のオペ室の運用をグレードアップできる。そしてモチベーションの上げ方、維持の仕方を討論。外科系医師を「オペ室の内部顧客」と言い切る分倉先生の独自の哲学がさく裂する。
パネラーの皆様:前列向左から福田,神谷,水谷
(あれれ もうひとりのパネラー、小野がいないぞ! ごめんなさい)
第10回AMG内視鏡外科フォーラムを開催するにあたり、多くの方々から協力をいただきました。
準備・運営や当日のお手伝い に熱心に協力くださいましたアミーサ事務局の中島 里史氏、横田 舞氏,森雄一氏、中村雅英氏、並木和也氏に心から感謝します。ありがとうございました。AMG関連病院に施設会員になっていただき 、年会費を納めていただきました。ご理解とご協力ありがとうございました。
MCメディカル社とジョンソンエンドジョンソン社の皆様から心温まるご支援をいただきました。
心から感謝申し上げます 。
【代表世話人】
- 金平 永二(上尾中央総合病院)
【世話人】
- 朝蔭 直樹(柏厚生総合病院)
- 石井 正紀(笛吹中央病院)
- 梅本 淳(東大宮総合病院)
- 坂本 嗣郎(東大宮総合病院)
- 須藤 泰裕(東大宮総合病院)
- 諏訪 達志(柏厚生総合病院 )
- 長澤 重直(吉川中央総合病院)
- 西山 徹(笛吹中央病院)
(以上敬称略、50音順)
当番世話人 金平永二 上尾中央総合病院
お問い合わせ: アミーサ事務局 中島里史 amesa@amg.or.jp